いつから俺はパトロンになったんだ

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大学院留学中の僕と東京藝大のぶっとび彼女

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WBCがこれからも確実に面白くない理由

今回もこれまでと同様に、日本人メジャーリーガーはWBC出場に消極的で、マエケン、ダルビッシュ、マー君といったビッグネームの辞退が相次ぎました。僕を含めた多くのファンががっかりしたのは言うまでもありませんが、投手にかかる身体的負荷は野手よりも大きいことは明らかですし、シーズンインに向けたコンディション調整という点から見れば仕方ないという見方もできます。

また、大谷選手も辞退ということでかなり話題となりましたが、それに関して中日の岡田選手が冗談めかしながらも「できたら辞退したい」と以下のニュースで発言しています。

 これをサッカーで考えてみると、自分自身が怪我をしたわけでもないのにこんなコメントを残す選手は聞いたことがありませんし、「様々なことを考慮して…」なんて言って辞退する選手もそうそういません。WBCの何倍もの日本人がワールドカップをはじめとする国際試合に一喜一憂し、日本を代表する選手たちもそこを視野に入れコンディションを整えているはずです。

しかし、Jリーグ(2002〜2009)の現役引退選手の平均年齢は約26歳なのに対し、野球(2007〜2013)は約30歳です。つまり時間的に見て、国際大会で怪我をすることによる選手のキャリアへのダメージはサッカーのほうが明らかに大きくなりますが、それでも多くの選手がワールドカップで出場、活躍することを熱望しています。

 

面白くないのはなぜ

ではまず、なぜ今のWBCがプレイヤーにもファンにも面白くないのかを考えてみます。

トッププレイヤーにとっては、日米韓をはじめとした野球先進国と新興国の間に大きな格差があるからこそ、この状況では誰が出ても一定の結果を残せるのは明らかです。自分自身が出場することで期待できる成果は限定されますし、彼らのナショナリズムの高揚はなかなか期待できません。結果を残せなければただの商業的な人気取りに終わってしまうわけで、メリットがなくただリスキーです。

ファンにとっては、相対的に大会の非日常性が薄いことが物足りなさの一つでしょう。日本人だけでなく多くの人々がワールドカップなどのサッカーの国際大会に野球以上の期待を寄せる大きな理由の一つは、欧州を中心に散るトッププレイヤーたちがそれぞれの国を背負って戦うことではないでしょうか。東アジアの野球は基本的にドメスティックであり、それぞれの国からナショナルチームが結束することの希少性や非日常性はさほどありません。つまり、いつもの敵が味方となり、味方が敵となるような現象はWBCではなかなかありません。

 

これを変えるには一定レベルのリーグが他にも複数存在し、国際的に戦力の流動性が高くあるべきですが、野球ではほぼ起こりえません。

 

今後も面白くならない理由

WBCは、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)公認というかたちで、MLB選手会が設立したWBCIと、MLB機構によって開催されています(プレミア12はWBSC主催)。そういった背景もあり、利益の配分は圧倒的にアメリカに集中しています(2013年の第3回WBCのボイコット騒動で有名になりました)。

主催者側は公式に発表していないが、2006年大会では、収益が出た場合、その47 %に、53 %が各組織に分配され、大会収益が出ない場合はMLBが赤字分を負担することになっていたという。なお、賞金の内訳は、優勝チームが10 %、準優勝チームが7 %、準決勝敗退の2チームが5 %、2次リーグ敗退の4チームが3 %、1次リーグ敗退の8チームが1 %である。また、各組織の内訳は、大リーグ機構(MLB)が17.5 %、大リーグ選手会が17.5 %、日本野球機構が7%、韓国野球委員会、国際野球連盟が5 %、その他が1 %という順とされている。2009年も主催者からの公式発表はないが、MLBと大リーグ選手会が66%、NPBが13%だったという。wikipedia

つまり、WBCには公益性がなく野球の裾野を広げるものとしては機能しておらず、むしろ野球先進国と新興国の間にさらなる格差を生み続けます。

 

また、WBSCの世界野球ランキングを見ると、男子のトップ10カ国はおおよそ太平洋を囲むように分布しています。これは単純に地理的に遠いだけでなく、野球先進国たちの時差が大きいため海外ファンは生まれにくく、それぞれのリーグがドメスティックであり続ける理由の一つのはずです。

莫大な金額で放映権を買い取ったアメリカの放送局のゴールデンタイムにあわせ、北京オリンピックでは一部競技の決勝が慣例とは違い午前中の開催で物議を醸したことがありましたが、同じくWBCも商業化に走るほど選手への負担が大きくなります。

 

長期的な視点で見れば、時差の少ない環境で多くの国が密集する地域に野球を振興させればいいのでしょうが、そこで考え得るのはヨーロッパぐらいです。ですがヨーロッパではクリケットが人気、かつ野球と近似するものとして認識されています。しかも近年ルールの改変でクリケット人気が復活したため、もうブルーオーシャンではありません。

 

ってスタバで隣に座ってたJKがフラペチーノ飲みながら言ってました。

 

 

週刊ベースボール 2017年 2/13・20 合併号

週刊ベースボール 2017年 2/13・20 合併号

 

 

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